〒732-0803 広島県広島市南区南蟹屋1丁目6-11(JR広島駅南口から 徒歩15分)
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・法事や葬儀を頼むお寺がない
・引っ越して、今までお願いしていたお寺が遠くなった
・お付き合いしているお寺を変えたい
・葬儀や法事の時だけお勤めしてくれる人を紹介してもらっていたけど、お寺に直接頼みたい
でも、
・どうやってお寺を探したら良いか分からない
・お寺が近くにあっても、電話をしてお願いしても良いか分からない
・どうやってお寺を変えれば良いか分からない
こんな悩みは、ありませんか?
意外と知られていないお寺選びについてご紹介します。
檀家制度は、江戸時代の政策によって始まった制度です。
信教の自由が認められた現在は、どの宗教を信仰しても、どの宗教団体と契約しようとも、自由です。
今は、お寺を、選ぶ時代です。
先祖代々、お世話になったお寺があっても、お寺を選ぶ権利があります。
宗派が同じであれば、全国どこのお寺でも、教えは同じです。
当院と同じ、浄土真宗本願寺派のお寺であれば、全国どこでも同じ教えです。
お寺を探す際には、今までと同じ宗派を選ぶか、自分が信仰・実践できる宗派を選ぶのが原則です。
「家の宗教」ではなく、ご自身が歩める「私の宗教」との出会いがあると、生き方も変わってくるのではないでしょうか?
教えは同じですが、
寺院の格式、規模や檀家数などによって、変わってくるものがあります。
お寺の檀家さんは、お寺を支えるメンバーです。
お寺の規模が大きいと、維持費が増え、それを負担するのが檀家さんです。
計算上、
規模が大きく、檀家数が少ないと、檀家さん個々の負担が増えます。
規模が大きくても、檀家数が多いと、各檀家さんの負担が減ります。
お寺によって、お布施の相場、護寺会費(年会費)、寄付などが変わってくる要因は、規模(設備)と檀家数がメインです。
お寺には、格式というものがあります。
お食事をする場所でも、5つ星の高級レストランがあれば、ファストフード、ファミレスなどがあるように、お寺も、5つ星のような格式が高いお寺や、ファミレスのようなアットホームなお寺もあり、どれも同じではありません。
老舗料亭のお料理の金額が、ファストフードより高いのは当然です。
格式の高いお寺も、それなりの金額を檀家さんが出し合っておられるので、快適な空間やサービスがあります。
お布施の金額でお寺を比べがちですが、実際のサービスは、金額相応です。
金額だけでお寺を比べることはできません。
結論から言います。
お寺の敷地にお墓があっても、お寺を変わることができます。
多くのお寺では、檀家専用の墓地となっているので、そのお寺の檀家を離れるときには、お寺の墓地からお墓を移転させなければなりません。
移転先の墓地を探す、墓じまいして納骨堂や合同墓に移すなどの手続きが必要になります。
お寺に事情を話し、必要な書類にサインしていただきましょう。
ネットに書いてある情報を見て、まだお寺に相談してもいないのに、トラブルになったらどうしよう?と不安になって相談に来られる方が多くいらっしゃいます。
お墓を移転させるときに、お寺とトラブルになるというケースは、滅多にありません。
それでも心配で仕方ない、という方は、どうぞご相談にお越し下さい。
これも結論から言います。
離檀料を求めるお寺は、多くありません。
提示された金額を出せなかったとしても、そこからトラブルになることも、まずありません。
感謝の気持ちを納めるということはあります。
離檀料でトラブルになったケースが大々的に取り上げられて、そのケースを見て心配して、まだお寺さんにお話に行ってもいないのに、不安になっておられる方からのご相談が、後を絶ちません。
多くのお寺さんは、新しい人生を歩みだされることを、一緒に喜んでくださることでしょう。
それでも心配な時、トラブルがあった時は、お気軽にご相談ください。
① 宗派を決めます。
今までと同じ宗派を選ぶか、本やネットなどで、様々な宗派の教えを調べて、ご自身が歩みたい生き方を選びます。
宗派を選ぶのに、何年もかけておられる方もいらっしゃいます。
② 通える範囲で、ご自身の宗派のお寺さんを、電話帳やネットで探します。
お寺は、心の体質改善のために通う場所です。
通える距離で選びましょう。
③ 新規の檀家さんや、門徒さんを受け付けていないお寺さんもあるので、気になるお寺さんがあれば、お電話でお問い合わせしてみましょう。
ここまでで、
ご自宅から通える範囲にある、
あなたの宗派で、
お付き合いができる
お寺のリストができました。
④ お寺の行事に参加したり、住職や檀家さんとお話したりして、自分にあったお寺かどうか判断するための情報を集めましょう。
お寺の総代さんや、長くお寺に通っておられるベテラン檀家・門徒さんにお話が聞けると良いですね。
お寺の雰囲気が分かると思います。
⑤ 最終的に決める前に、入檀料(入会金)、護寺会費(年会費)、お布施の料金表などの、檀家の義務について確認しましょう。
⑥ 今までお付き合いがあったお寺さんに、ご挨拶をしたい方は、ご挨拶に行きましょう。
ご自身に「檀家」という意識がなかったり、お寺さんと疎遠になっていたりする場合は、ご挨拶をされない方の方が多いように思います。
ここで、感謝の気持ちを包まれる方が多いです。
一部お寺さんでは、離檀料と呼ぶこともあるようですが、お寺側から求めるものではありません。
気持ちですので、地域やお寺の格式などによって金額もなります。
善通寺では、1万円が一番多いです。
ご参考になさってください。
⑦ お寺さんを決めたら、今後よろしくお願いしますと、ご挨拶のお電話をしておきましょう。
直接ご挨拶したい方は、お電話してからお寺へ行きましょう。
お寺の選び方のガイドは、以上です。
お寺の数は、コンビニの数より多くあります。
あなたにぴったりのお寺さんが、きっと見つかります。
長い付き合いになると思うと、なかなかお寺を決められないという方、
善通寺では、「お試し」が可能です。
善通寺は会員制のお寺ではないので、檀家になる必要はありません。
一回限りの法事でもお勤めいたしますので、どこのお寺に頼もうか迷っている方は、お試しのつもりで、一度だけでも、善通寺に仏事を依頼してみませんか?